宗教令 2015 2 21

2015年2月19日の時事通信社には、このような記事がありました。

「イスラム国」映像視聴は禁止 スンニ派最高権威が宗教令

【カイロ時事】エジプトにあるイスラム教スンニ派の最高権威機関アズハルは、
このほど、過激派組織「イスラム国」が人質を殺害する映像の視聴を禁ずるファトワ(宗教令)を出した。
 映像が人の心を傷つける一方、イスラムの悪いイメージが広がり、
欧米などで「イスラムを恐ろしいとみなす見方が助長されかねない」と説明している。
また、アズハルは報道機関に対し、映像の使用を控えるよう呼び掛けた。
(引用、以上)
 いきなりミサイルを打ち込むアメリカのやり方は、間違っていると思います。
これでは、軍事的には勝利しても、思想的には敗北します。
誤った思想が蔓延し、その思想がテロを引き起こすからです。
 相手が宗教色を帯びているならば、
ミサイルではなく、まず「教義」で戦うのです。
教義とは、宗教の教えを体系化したものです。
 「イスラム国」の「教義」は、
明らかにイスラム教に反している上に、欠点だらけです。
 だから、まず「教義」で戦って、
相手を弱らせておいて、その後で、ミサイルを発射すればよいのです。

2015年1月30日の産経ニュースWeb版には、このようなニュースがありました。

預言者ムハンマド「黒い旗掲げた者来る」 
1400年前に「イスラム国」出現を「予言」とアラブ系メディアで話題に

 イスラム教の預言者ムハンマドが約1400年前、
イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」の出現を言葉で「予言」していたとして、
アラブ系の大衆メディアで話題になっている。
 それによると、ムハンマドは、
「終末の日が近くなると、東から『黒い旗』を掲げた者たちがやってきて、
『救世主』を名乗るだろう。
 しかし、彼らは救世主ではない。
彼らは消滅する」との内容の予言を残したという。
 イスラム教徒の有識者たちは、大衆メディア上で、
この「黒い旗を掲げた者たち」をイスラム国と見立てた上で「悪魔だ」とし、
預言者の伝承には「それを追う者たちは地獄に落ちる」とされていると強調、
イスラム国とは距離を置くよう呼びかけている。
(引用、以上)








































































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